とうとつに生まれ、いつしか消え去ることば。それが流行語。私にとって生涯忘れられない流行語は「シェー」
漫画『おそ松くん』に登場するキャラクター・イヤミのひと言です。流行りましたねえ。誰もかれもが言ってました、お決まりのポーズをして。なにしろ短くて使い勝手が良い。令和のいま、このフレーズがリバイバルしそうな気がします。と言うより、流行ってほしい
コンビニでおにぎりやパンの小ささに「シェー」 その値札を見てまた「シェー」 給与明細に「シェー」 医師に糖尿病と告げられ「シェー」 気温の高さに「シェー」 著名人の訃報に「シェー」
これが大流行りした60年代、『おそ松くん』の作者・赤塚不二夫さんは喜んでばかりでなかった。悪書追放キャンペーンがあって、そのトップ対象だったそうです。ある日、自宅電話がリーン。受話器を取るなり「子どもが真似したらどうするんだ、このヤロー!」と耳元に怒号 (注釈)
とっくに真似していましたよ、子どもも大人も、東宝映画のゴジラも。小学生の私もどんだけ「シェー」をしたことか...。今また、そう叫びたい気持ちでいっぱいです。 皆様はいかが
注釈: 出典『ピアノ弾き乱入列車』山下洋輔 著

